福島第一原発を一般の皆さまと視察しました。

2017年2月14日

廃炉学習支援

福島第一原発に一般個人の皆さまと行ってまいりました。

今年度から2号機は上部(オペレティーングフロア)と呼ばれる場所の解体が始まります。使用済み燃料が保管されている使用済み燃料プールのある高さまでです。それに向けて作業用架台の建設がさらに進んでいました。
さて2号機の格納容器内が600Sv/hを越える線量だと報じられました。

これを受けて2号機原子炉建屋から大量の放射性物質が漏れていると誤解されている方といるかもしれません。架台の上に作業員の方々が作業しているのが見えます。
原子炉建屋はコンクリートで覆われています。その内部のフロアーの中にまたコンクリートの壁があって、SUS製の原子炉格納容器内に溶け落ちた燃料があります。
大切なのは防護と一瞬で死ぬとされる放射線を出している場所は局所的に封じ込められていると言えることです。

これは2号機から約1km離れた福島第一原発の入り口の様子
ここからも、燃料取り出しへの課題はあっても生活圏への放射性物質の飛散は防げていると言えます。

ここは2015年8月頃は金属瓦礫が野積みになっていた場所です。少しずつ分別、移動が始まり、今は空き地になってます。福島第一原発内の整理整頓は進んできました。

海抜約35m地帯(タンク群があるエリア)から10m地帯(原子炉建屋)に降りていく道路上のものです。ここが大津波が押し寄せ、かつ爆発事故が起きた場所とは思えないような風景が広がります。何処に行ったのか
5,6号機がある発電所の北側エリアに集中保管されています。放射線量の強さで分類、可燃、金属ゴミに分けてコンテナに入れらえ、減容化と呼ばれる体積を減らす処理を待つ状況になっています。

双葉町エリア(発電所構内北側)に新たに作られている中レベル廃棄物の保管場所確保と、伐採木など大型可燃物を燃やすための焼却炉を新設するためのエリア確保の状況です。
緑の発電所と呼ばれていた福島第一原発内は大分事故前と見た目が変わっています。

福島第一原発の入り口には、入退域管理施設という建物があります。ここは管理区域と呼ばれる「被ばくする環境」に立ち入る前に準備をする場所です。
線量計を持ったり、防護服に着替えたりと。この建屋ではIDカードを用いて、原子力発電所の管理区域に入るに足る人かのチェックが行われます。許可なく入れません。

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