福島第一原発を地域の皆さんと視察

2016年9月7日

廃炉学習支援



福島県内で暮らす方、県外から福島支援に訪れる方、お仕事で福島第一原発の現状を知ることが必要な方

様々な個人様をお連れして福島第一原発を視察しました

Jヴィレッジから先は東京電力の案内の元、視察します。
途中、避難区域の現状を知ることも出来る視察で多くの方に持っているイメージと実情との差を埋めていただき
ご自身の生活に活かして頂ければと思います。

一般社団法人AFWとして、一般の方々をお連れして東京電力福島第一原子力発電所(1F)に行ってきました。
AFWは原子力事故後を暮らす人達が、1Fの現状を自ら知ることが出来る環境作りのために民間として視察を続けています
この取組にはたくさんの思いがあります
事実共有できなくなった場所に対して、自ら学ぶためにいく姿勢
それはイデオロギーではなく「暮らし」を営むために現状を学ぶということ。
改善されていくことを望んだ場所は、福島県民の方の力も借りながら(約6000人のうち半数は県内の方々)、少しずつ前に進んでいることを知ることは、現場の方々のご苦労に報いることにもなる、引いては現場モチベーションのアップにもつながる
事故で遠くなった場所をface to faceで繋いでいく
とても建設的な前向きなものとして始めたものです。

さて、今日の視察で私が一番こころに響いたのは、ふつうに廃炉を行える場へと着実に変わっていることでした。
偶然会った、元同期入社の知り合いが新入社員の方を連れていました。
見て分かる初々しさ、幼さの残る顔は地元採用の高卒の方々だと思います。
今ここは若い人たちが支える場所に変わりつつある。そう感じました。
一人一人に頑張ってね!応援しているよ!と伝えると相当驚いた顔をしていましたが、本来当たり前のことです。
それと反面に、原子力事故への責任を新入社員の方はどう受け継いでいくのだろうとも思いました。
すごく悩ましい問題です。
彼ら、彼女らが夢を描ける場所でもなければならない。
現在も避難生活をされている方々、原子力事故で未だ帰れぬ大地への責任
現在の福島第一原子力発電所は、大気への漏えい、海への漏えいも周辺環境に影響を及ぼさないレベルで封じ込めが出来ています。
後はどのスピード感で、廃炉(解体・放射性廃棄物処理)をしていくかという局面になっています。

全ての写真は福島第一原発での写真になります。
入り口周辺や構内でもグリーンゾーンというところは、防護対策が不要(マスクも手袋もいらない)となっています。
バス車内の写真は4号機の真ん前のものです。
バス車内から様子をうかがえるほどになっています。
ここで作業する場合は、防護服・マスクが必要です。
どんどんと危険な場所は1から4号機周りに縮まり、建屋内は無論作業者であっても容易に行ける場所ではありませんが、バス車内という限定であれば、原子炉建屋の前にも行けます。
5年半前を知る立場で言えば、よくぞここまで来たなと思います。
今日も廃炉作業中の現場にお邪魔させていただきました。
今回公開している写真も、廃炉の状況も東京電力のHPで開示されていて誰でも見れるものですが、「体感することが何よりの学びになるので視察させてください」という要望にお応え頂きました。
実は視察者受け入れには何十人という、東京電力社員の方とパートナー企業の方が対応してくださってます。

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