いわき市の方々と福島第一原発を視察しました。

2015年6月15日

廃炉学習支援

いわき市の方々の事前学習会では、汚染水に対するご意見が多数でました。
それはいわき市の主要産業に漁業があることが要因です。
現在の状況は地上にタンク保管する。という点がどこまでのレベルで行われているのか高い関心を示されていました。

また、いわき市には双葉郡から原発事故により避難されている方々が今も約3万人いらっしゃいます。
双葉郡がどういった状況にあるかを、隣人として学びたいというご意見も多数頂いております。

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福島第一原発に視察に入る前に、楢葉町のあるJヴィレッジにて、東京電力の社員の方より現在の状況と過去(事故時)どうだったかの説明を受けます。
ビデオにて、その移り変りについても教えていただきました。

福島第一原発までの道のりは、避難区域を通ります。
通りがけでは、避難区域の除染の状況を伺うことができました。
同じ町でも除染の進み方は違います。中央の状態で借り置き場としての最終の姿になります。

福島第一原発構内に着くと、入退域管理施設で視察に必要な防護対策を身に着けます。
バス車内からの視察であれば、マスク、綿手袋、足カバーだけ視察出来る環境になっています。
この時に線量計と管理区域(放射線を浴びる区域)に入る為のIDカードが配布され、防護管理を行うガードマンのチェックを受けて現場に入ります。
右の写真は、既に現場に入っている様子です。ここまで入り口付近の環境はよくなっています。

ここで視察用バスに乗り換え、作業現場に入ります。多各種除去装置、汚染水タンクエリア、地下水パイパスエリア前、4号機原子炉建屋前、凍土壁前、5,6号機前、港湾前、免震重要棟をバス車内から視察しました。
視察詳細についてこちらで別にまとめてあります。

現在の福島第一原発は整然とした現場に変りつつあります。
まるで工場設備に見に行ったような感覚に陥ります。

参加者の方々も、怖いという見た目ではなくなったが、返って見えない感じない放射線の怖さを感じたと仰っていました。

また整然する中、沿岸部では津波の爪あとを残す状況があります。
廃炉作業の中で重点的でないため、被災しひしゃげたタンクが今もあります。
津波の怖さを思いだし、それが原子力を襲った恐怖も感じたと仰っていました。

参加された方々が現場感をそれぞれに感じ持ち帰っていただきました。

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視察1時間ほどで浴びた線量は4マイクロシーベルト未満です。5マイクロ以上は繰り上がって0.01ミリ(10マイクロ)シーベルトと表示されます。
参加者21名全員が4マイクロシーベルト未満でした。

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