東電、国に丸投げしては復興はない

2013年3月30日

その他

一つの私の活動の結果がでましたのでご報告いたします。

私がこの原発問題に対して、根本原因に感じたのが原子力産業の秘匿性です。
電力会社の社員でしたから、震災前から原子力の良い所ばかりを取りあげてまるで原子力産業がクリーンで将来を担うエネルギー産業の根幹になると風潮していたことに疑問を持っていました。

それは、被ばくというリスクを知っていながら現地の人達が一生懸命支えている原子力という側面を間のあたりにしていたからです。

単純に多くの犠牲の上に関東圏の生活が支えられていた実情ですね。

それが原発事故で机上の空論の部分が露呈したのは周知のことになりました。

原発事故後、私も信じてしまっていた原子力の安全神話は崩れました。
それより、福島第一の復興の問題は単純に原子炉知識がある有識者だけでは解決できないほどのダメージを負っています。

そして東京電力自体の悪さ加減の事実については社員が一番知っています。
恥ずかしい話、現地の社員の一部には反省もしていなく与えられた仕事をただやっているだけ、遊んでいるような社員もいるのは事実です。

私はこれからの規制側に求められるのは、聖域とも呼ばれる部分にも踏み込む人材だと思っています。

現地の社員の中でも若手は年収200万クラスでも文句も言わず懸命に働いています。
ベテランの社員の中には1000万クラスの年収で遊んでいる人もいる。
2000人近い社員がいますから、正しい精査をしないといけません。
そういった事は規制側には無理な話です。

東京電力から出る、復興の道筋に対しては一般の方々は信用するしかない状況。
でも私の目からみれば、沢山の問題が別で出てきます。

会社の体制、マニュアルなんかも色々問題を感じています。

それらも含めて外部からの圧力というか監査、規制は絶対に必要だと思っています。

そこまでやってどうにか改善が見込まれるのではないでしょうか。

東京電力からすれば痛い話です。しかしそれこそが震災後変わらなくてはいけない部分なんです。
見返りではありませんが、そこまで踏み込んで変わった会社、社員には評価も必要です。
そこでようやく高すぎると言われる東電社員の給与問題や待遇も妥協点が見いだせるのです。
個人的には、現地社員も関東圏の社員も懸命に働いている社員はすべからず評価すべきです。

そこで私が起こしたアクションは福島県庁にアクセスしました。
単純に県知事にメールを送ったのです。
福島県で起きた問題を国や東電に丸投げにするのではなく、積極的に関わっていくことを提言しました。

実際に原子力安全課の方はオフィシャルにお会いして頂けました。
思いのたけをお話しましたし、原発が抱える問題も4時間ほどかけて説明したのです。
あまりに原発に対して無知なことを要因です。

最後に万が一原発事故に近いことが起きてしまった時、責任は東電、国だけの問題ではすまないと申しました。
それは一度起きたことに対しての反省が活かされなかったことを意味するからです。

原発立地県としての責任はあるのです。
起きた事故、継続している不安定な原発、目の前の問題に対して見過ごしてはいけないと考えます。

私は一緒に福島原発の問題を考えていきましょうと申しました。
無償でかまいませんとも言っています。
多額のお金で原子力の専門家を雇うことをしている実績があるのだから、私もその一因に加えてくれませんかと。
原子炉そのものの専門家ではありませんが、そういった方々を有に超える現地知識が私にはあります。
信頼できる社員、そうでない社員の選別だってできるし、仲間も大勢います。

12月にお会いした時に、今ここで回答することはできません。持ち帰り検討いたします。
吉川さんのお気持ちは伝わりました。と言質を頂きました。

本日、その回答がきました。

原文そのままに紹介します。
担当された方は組織の一人であり、この方が決めた事ではないでしょうから、個人名は伏せさせて頂きます。

吉川 様

 福島県原子力安全対策課 〇〇です。
 過日、お申し出のあった福島県のアドバイザー等としての協力につきましては、内部で検討した結果、お受けできないとの結論になりましたのでお知らせします。
 御理解のほどよろしくお願いします。

よく分かりました。必要とされていない。且つ、原発問題に対して福島県は東電、国に丸投げするということです。

震災前と変わりません。お互いが適度な距離感でなあなあとやってください。
私は危険性、問題性について提言しました。
なにかあれば全国の方々は震災時ほど助けてはくれませんよ。

怒りの前に、被災県ですら他人事であることに恥ずかしさと情けなさを感じています。

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