東京電力社員のお仕事(その1)

2013年3月7日

その他

私は保全部に所属していましたので知ってる範囲でのご紹介になりますが、

発電部の仕事についてご説明します。

私が働いていた福島第二原子力発電所についての説明です。

発電部は運転管理部と発電グループに分かれます。

運転管理部とは事務所の中に席があり運転操作をするグループ員の業務をサポートします。
事務仕事がメインになります。
手順書と呼ばれる書類の作成を行ったり、運転操作員の当直割を決めたり。
保全部と運転操作員の中間をつないでくれたり。
発電所で発生する液体廃棄物の管理、運営業務等 多岐にわたります。

発電グループに運転操作員が所属します。
原子力発電所そのものの運転業務をする人達です。
中央操作室というところに常駐しています。
常駐する為3交代勤務になっており、1班、10人ほどで、A班からF班までの6班編成になっています。
福島第二原子力発電所は1号機から4号機までありますから
10人×6班×4号機分=240人ほどの運転員がいる計算になります。
原子力発電所は起動さえしてしまえば、当然のことながら後はコンピュータ管理で勝手に発電します。
操作員の人達は緊急時対応として常駐しているのです。
サーベランスと呼ばれる仕事をしています。
サーベランスとは、緊急時に動かす設備がきちんと動くように試運転を行うことをいいます。
これを毎日行っています。
また、毎日3回のパトロールも彼らの仕事です。おおよそ2時間ほどかけて全ての建屋を見て回ります。
異常の箇所を見つけた場合は修理点検依頼を保全部へ依頼します。
保全部から点検修理の為の、設備停止依頼に応じるのも彼らの仕事です。
私が会社に入った頃は男性の職場ですが、今では若干ながら女性もいます。
運転操作員は当直長、副当直長、主任、オペレーター、操作員といった役職に分かれています。
操作員から出世していき、当直長がトップになります。
大体10年ほどの経験でオペレーターになります。
オペレーターになってベテランの域といったところでしょうか。
訓練業務も多く、訓練のほとんどが原子炉の異常状態をいかにクリアーにできるかをやります。
シュミレーター室という中央操作室と寸分変わらない訓練設備で行います。
原子炉事故をいかようにも模擬できる専門の訓練室です。
操作員になってから、定年を迎えるまで、ずーっと定期的に行っています。

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