一被災者として義捐金へのお礼

2013年7月19日

その他

私は浪江町から避難しています。
浪江町は福島第一原発のある双葉町に隣接した、双葉町の北方にある町です。

私達被災者は、現在被災者として行政から支援を受けています。
毎月1回の広報誌より各種支援情報を手にいれたり
時には全国からの義援金の配布を頂いたりしています。

今日はその義捐金のお話。
このたび、全国の皆さんから頂いた義捐金が町民に配布されることになりました。一人3万5000円です。
町民全体で3万人を超えますから10億円以上のお金が集まったことになります。
今回で4回目になります。

震災後は大変この金額がありがたいものでした。殆どの方が気のみ気のまま避難しました。何も持ち物がなく初期の出費は大変なものでした。

現在は東電からの補償金と、アパート代を県に負担して頂いたり、医療費免除、町民税の免除等により生活するだけですと、やっていける状態になっています。

3万5000円、この金額を頂けることは本音は嬉しいです。
しかし違和感を感じます。本来は10億円というお金が町役場に集まったわけですから、その10億円で出来ることをやってもらいたいなと。

例えば、いわき市と被災者が住宅問題で軋轢が生じているのを紹介しました。
10億円でそれに何か手を打てなかっただろうか
5年で補償が今のところ終わりです。であれば10億円を元に町で運営し、老後への補償金に使うとか。
いつでもホールボディカウンタを町の人間が使えるように、自治体で購入するとか。
仮設住宅に住まわれている介護が必要な方々への運用資金にするとか。

一人ひとりに分配することで公平性を持たせることよりも、被災した町として本当に有効なお金の使い道はないかと思います。

数年後、あの時の数10億円がぁ......
と思っても遅いと思うのです。

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