焼却炉問題について(その1)

2013年8月10日

その他

鮫川村焼却炉問題について

今回、鮫川村焼却炉問題委員会の方々の動向を見させて頂いた上で
援護射撃という形で取り上げさせて頂きます。

まず鮫川村焼却炉の問題にいて知らない方へ
福島県東白河群鮫川村に焼却炉が建設されました。
位置関係については、下記のWikipediaを参照してください。
補足としては、いわき市の西側に隣接し、言わば文化圏と離れた静かな農村地帯です。そこで焼却炉が建設された事が問題となっています。

ではなぜ問題として騒ぎになっているか、複雑な事情があるからです。

1.放射性廃棄物処理を行うという事。
現在は特措法によって、1kg当たり8000ベクレル未満は一般廃棄物となっています。これは福島原発事故に制定された苦肉の策です。
これを福島県で増え続ける除線により発生したごみの減容の為、悪用した形で使われています。

悪用とまで表現するのはそれなりの理由があります。
私は原発で働いていた時代、発電所内にある焼却炉を担当していましたが
放射性廃棄物を扱う為、様々な法令にしばられ大変な思いで運営していました。
一重に公衆への安全を守る為にです。

しかし特措法により、一般焼却物扱いですと私が苦労した規制は適用されません。一般用廃棄物処理焼却炉で問題ないと国が墨付きを付けた状態で野放しになっているのです。

2.規制逃れの為に、環境省は意図的に処理能力の低い物を採用したこと。
1時間当たり200kg未満の処理能力の焼却炉は廃棄物処理法の適用外になっています。適用されない大きな違いは、建設前後の環境への度合いを評価しなくていいといった事です。この法令の本質は個人で野焼きを規制はしないという、言わば小規模焼却は最初から環境への度合いは小さいからが根拠になっているものです。これを放射性廃棄物を燃やす焼却炉に適用させてしまったという事。

3.小規模の焼却炉(一般廃棄物扱い)を建てると、法令的に現地の地権者だけの了解で済む事から、説明会等なく建ててしまったこと

http://ja.wikipedia.org/wiki/鮫川村

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