福島第一原発 辞めていく東電社員

2013年9月27日

その他

今日は福島民報の記事をご紹介します。
これは9月24日の1面を飾りました。

写真が小さく申し訳ありませんが
要約しますと、東京電力社員の流出に歯止めが効いていないという事です。

震災後のH23年度の依願退職者は465人
翌H24年度は712人
そしてH25年度は4月から6月までで109人となっています。

震災前の約3倍にものぼります。

40歳以下が約7割を占めています。

同記事において、長年福島原発で従事した双葉郡内の協力企業役員は「原発に詳しい東電の社員が現場で減ってきている」と言っています。

さて、この記事を読んで実際に働いていた私の感想です。
この記事で触れていますが、長い廃炉作業を支えていくには現地社員の保護が必要です。
直接作業するのは下請けと呼ばれる協力企業の方々ですが、それを発注する管理するのは東電社員です。

どちらが大変とか言う事ではなく、どちらも必要な人間です。

辞める要因ですが、言うまでもなく偏見からくる差別が大きな要因になっています。そのストレスが将来への不安にも直接繋がっています。

事故当初は高い士気のもと、現地社員も頑張っていましたが
最近の私の印象は「やらされている」です
口ぐちに、誰にも褒めれらもせず、人格否定とも取れる批判にさらされ
辞めたい、辞めてやるといったマイナスの言葉をよく口にしています。

最近の東電=悪者といったイメージを与えるだけの偏向報道が続く
中、将来を見据えてこういった記事が福島から発信された事が中央の新聞と地方現地の差を感じてしまうところです。

福島原発の収束を望むためには、作業員の方々だけでなく
事故当時から今も働き続けている現地を熟知した社員の手厚い保護が必要です。

東京電力という会社への批判と現地の労働者の保護は切り離して
冷静に考えなければいけません。

先日も色々と旧知の仲間達と話しましたが、希望なく幽鬼が如くのやるせなさ、会社への忠誠心も社会への責任も、疲弊した彼らにはどんどん無くなっています。

今の状況でも、そこで働く人達の心は破綻してしまっていると強く感じました。

国が全面に出る、ここに作業員達、社員達へのケアも盛り込む必然性があります。

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