東電社員としての絆と使命感

2013年9月27日

その他

私は高校生活を東電学園という場所で過ごしました。

簡単に言えば、東京電力社員養成所です。ですから高校卒業の資格は通信制の科学技術学園という所を出ています。

電気と私は原子力発電所、火力発電所の専門勉強をしてきました。
それと共に学んだ事は社会インフラとして最重要にも挙げられる電気を作る会社としての責任と使命感です。

全寮制の学校で、全国から集まった子供達が軍隊生活とも取れる厳しい環境の中で学んできたのです。

そしてこの学校で得た物は必然的に人脈で関東全域に、同級生が東京電力で働いています。

そういった事もあり、震災前後から発電所以外の場所で勤務している人間の話も耳にします。

一般の方からよく聞かれるのが、福島原発で働く人達と関東で働く社員達で格差があり、むしろ他人事のように苦労を共有していないのではないかという事です。

ここで私が観た、感じた、聞いた事を列挙します。

まず始めに、福島原発では人が足りていない状況です。これは東京電力のお話し、元々いた福島第一原発の社員は事故当時及びそれからの復旧業務で積算線量が法令基準値をオーバーし発電所で働けなくなった事と、そして基準値オーバーが目前の者の配置転換により、ハイペースで福島第一社員がいられなくなってきたからです。

それを防ぐ為、他業種社員が応援で入っています。
彼らの殆どが、苦労の共有と社会への責任感から自主的に来られています。
私も震災後、高校時代の同級生と先生に会いました。
当時、かなり汚染された発電所になぜ来たのか聞くと
自分達の仲間が苦しんでいるのに、いてもたってもいられなかったと
家族を説得してきたとの話を聞いた時には正直涙は隠せませんでした

また、被災者の方々への補償業務の殆どは他業種社員の人達です。
福島市とJビレッジに常駐し対応しています。

震災後の電気供給の混乱は皆さんもご存知の通りです。
関東でも震災の被害は大きく寝ずの対応をしていたのは何も福島原発社員だけではありません。

それでも福島原発への応援業務は続いています。そしてこれからは1年もしくは3年といった周期で福島原発への仕事が他業種社員にも全員に回ることになりました。

苦労の共有といった面では、事故当初から完全ではないものの回っています。

私は最近の竜巻や台風があった時、他業種社員へ思いをよせています。
こんなご時世、社会からの目が冷たいなか、不平不満を言わず必死に電気供給の使命を果たそうとしている姿を応援すると共に心配しています。

私は実家が茨城県なのですが、つくばで竜巻被害があった時、懸命に復旧業務にあたっている社員を見ました。

東京電力=悪 と簡単に決め付けていいものなのか?
そこで働く人達=悪 を作り上げていいのか?

震災から2年半経った現在においては、今一度冷静に考えられないでしょうか

相手を知る事で分かることがきっとあると思うのです。
私が発信するニュースをそういった考えを巡らすきっかけにして頂ければと思います。

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