福島原発作業員の方にお会いして

2013年10月30日

その他

今日はたまたま、以前一緒に原発で作業をしていた企業の方に会いました。
平たく言えば原発作業員の方です。

その方は震災後、原発企業を辞められました。
今はいわき市でまったく違う異業種の仕事をされています。

実はこういった方は他にも知っています。
原発企業を辞めたら、どこへ行くのか?
他県へ行かれる方もいます。それは家族が他県に避難しているから。
多くは福島県内で別の仕事をしているのです。

原発ジプシーという言葉があります。あれは半分当たりで半分外れのお話。
作業員の総量に比べれば、少数派にあたります。

なぜか?通常原発で働く作業員の方々のお仕事のメインは、定例点検と呼ばれる原子炉を止めなくても作業できる点検業務がメインなんです。
時にそれが修理なら定例修理とよばれ、その他に定期的に取替と呼ばれる大型工事の仕事があります。

年がら年中仕事がありますから、当然原発立地町村に土着した人間達になります。私風に言うと町の方々なんです。ですから多くはジプシーなんて呼ばれる筋合いすらありません。
でもジプシーと呼ばれてしまう方々がいます。その方々は定期検査と呼ばれる法令で定められて期間で原子炉を停止した時に集められる作業員の方々です。
年1回しかありません。しかもその方々は定期検査時にだけ入る大手企業の作業員の方々です。当然、遠方からそれだけの為に集められる分けですからジプシーと揶揄される分けです。

だから半分当たりで半分外れ

そこで、言いたいのがどちらも原発作業を行うプロの作業員集団です。
でも前者の土着していた作業員の方々は福島原発のプロが付加されているのです。

福島原発で言えばプロ中のプロって分けです。

言わずとも、プロ中のプロが被災者でもあります。

冒頭の方々、ある意味国家の損失だと思いませんか?
被災者であること、原発作業員への支援がないこと、複雑な思いで辞められて
実はどっかへ行ったわけではなく、結構近いところで別の仕事をしているのです。

福島原発の被災者を守ること、福島原発作業員を支援すること
この大切さ、伝わるでしょうか?

こういった事は、現地で働いていたからこそ分かること。
本やネットでいくら福島原発に詳しくなろうが見えてはきません。

原発作業員って言葉の中には、大変複雑多数の作業員の方がいます。
それぞれの状況に応じた支援をしなければ、解決されていかないと思います。

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