原発行動隊様向けに講演を行いました

2015年2月26日

講演会

公益社団法人 福島原発行動隊様向けの講演を行いました。
先日から報道されている「福島第一原発2号機の雨水が外洋へ流出していた事が公表されていなかった、対策も打たれていなかった」問題についても、お話させていただきました。

福島県には「廃炉安全監視協議会」という組織があります、専門委員15名、県から5名、関係市町村から13名の計33名で構成されます。
実際に現地調査を行い、東京電力、国に対して申し入れを行います。
今回の問題は大きな問題として扱う必要があります。
まず情報公開基準はどこまでの範囲で扱うのか。これを議論すべきです。

港湾、および外洋のモニタリングで変動がないから公表基準に達していないという事は、放射能不安を抱える民間の方には通らない道理です。
例えば、放射能流出に対しては放射能濃度、環境への程度の度合いに関係なく公表とするといった基準に変えるべきと言えます。
そして、今まで第三者機関が現地調査をしても知りえることが出来ない。実際は福島第一原発の中身について監視を行うことが出来ていないことも同時に取り上げるべきです。

公表に値しないと自己判断した東京電力
現地調査で問題を発見、改善要望を行えない「廃炉安全監視協議会」
改善を要求したが、民間に公表せず改善結果を確認しなかった「原子力規制委員会」
それぞれが、民間の方の思いを鑑み、制度や仕組みを変えて二度目が無い様対応いただきたいと思います。

今回の問題はそれぞれが民間不在の中で、知識格差と放射能に対する危機感の麻痺で起きた問題だと思います。

私が民間と東京電力を繋ぎたい理由は、お互いを尊重し共通の復興への目的を共有することで、情報の透明性並び、課題の抽出と改善を進めていくことを始めたいからです。

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