福島大学生及び海外大学生向けへ講演

2016年8月7日

講演会

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福島大学のマクマイケルさんからご依頼を受けまして、福島大学の学生さんたちと海外(トルコ三大学、アメリカ三大学、ハノーファー大学、重慶理工大学)からお越しの学生の皆さんに講話をさせていただきました。

なぜ東京電力を辞めてAFWの活動をしているのか。
事故を当事者(防げなかった立場として、被災者として)どう受け止めているか
私のこの地域の未来を見据えて、どのような思いをもっているか
50名近くの学生さんたちの目は様々、怒り、悲しみ、不条理、憧れ、ですがどれも真剣
質疑応答形式での講話は途切れぬことがなく、次々と意見や質問をいただきました。
中にはAFWの吉川ではなく、吉川本人の声を聞かせて欲しいと。
なので受け止められるか別として、本音の言葉も話させていただきました。

要約すれば東日本大震災、原子力事故、これだけの事が起きたのだから真剣になれ、持続可能な社会をマクロな視野で考え、自分の人生を大切にしよう
ということ。
普段は言わない言霊にひいてしまうかなと思いましたが、講話が終わったあと、しっかりと受け止めましたと言ってくれた学生がいました。
感情があるから人だと私はつくづく思います。ですが感情だけでは進まぬことがあるから、良識ある大人は感情を押し殺して建設的にものごとを語ります。
それを認識すれば、言葉一つ一つの裏にある思いを受け取り、私達は考えることができます。
ですがそれは多彩で多様な経験の裏付けられるもので、この世は感情も踏まえて話す、言葉に色と温度を抑揚ともいいますが乗せて伝えなくてはならないこともあります。

原子力の存在は善悪を超え、私達の生活そのものが世界をまたにかけエネルギーの等価交換の上に成り立ち、建設的議論の元に話し合う題材であり続けるのであろうという思いを私はもっています。
日本内外で集まった学生の皆さんに送った言葉は
「日本の豊かさが普通のことなのか、外国の皆さんの声に耳を傾けてください」
「豊かさとは何か考えてみてください」
ということ、そして「個人の幸せだけを追及して生きるのではなく、社会の幸せというものを考えてみてください」
でした。

貴重な機会を頂けたことに感謝するとともに、自分は言った責任を常に考え、またこの地域での未来を考えていこうと思うしだいです。

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