広野町上浅見川箒平地区でプロジェクト開始

2015年2月14日

地域再興支援

ようやく1年ほどに渡り取り組んできたプロジェクトが始動することになりました。
私が活動の拠点を福島県双葉郡広野町に定めたのには大きな理由があります。
それは、廃炉作業の最前線の町であり、かつ旧避難区域の町だからです。
避難解除になった町は今後も、廃炉作業に取り組む方々の拠点としての役目を負います。それは確定事項です。ですから40年以上同じ地域に住む方として共生を考えた町を作りあげなくてはいけません。
広野町のように一度避難区域になった町は住民帰還は想像の通り、数割しか戻りません。それも比較的高齢者よりになります。
そういった原発事故後新たな社会課題が起きることが容易に想像できる状態になった町を救えないのなら、今後避難解除が見込まれる地域に未来はありません。
私が浪江町の人間ながら広野町に拘るのはそういった思いがあるからです。
そして原発事故被害において、浪江だ、双葉だ、広野だといった各町で復興を考えることがナンセンスだともいえます。
せめて、小さな単位でも双葉郡で未来を考えなければいけません。
今回始めるプロジェクトは、広野町上浅見川箒平地区にて里山再生を行います。
今日、正式に地区の町民の方と、プロジェクトメンバーとの顔合わせ兼始めるにあたり同意を得ることが出来ました。
25世帯しかない地区で現在4世帯しか住まわれていません。
40年ほど時が進んでいない。そんな風景が残っています。
地区には自販機もなければ、商店もありません。
あるのは自然と農業と里山文化です。
古民家と呼ばれる、茅葺にトタンを被せた立派はお宅を借りる予定でいます。
そこから、様々な農業体験やバイオマス事業への挑戦など、夢を持てる取り組みを進めていきます。
写真はお借りする予定のおうちを見させてもらっているところです。
皆が笑顔で、これから始まることに期待をよせています。
まずはやる場所、そして始まることのご報告をさせていただきます。

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