いわき海洋調べ隊「海ラボ」に参加しました。

2016年11月13日

地域再興支援

AFWはいわき海洋調べ隊「海ラボ」さんと協働しています。

AFWは福島第一原発沖海洋調査に来られた一般の皆さま向けに、汚染水から海が現在どう守られているかのレクチャーをさせて頂いています。


福島第一原発沖1,5km、10kmでの海洋調査(釣り)を行ってきました。
釣果はご覧の通りですが、ソイ、ヒラメ、サメ、イナダが釣れました。

こちらのデータについては、アクアマリンふくしまで開かれる「調べラボ」で公表されます。
福島第一原発に1,5kmまで近づくわけですが、空間線量は0.05マイクロシーベルトでした。
これは私達の生活圏よりも4から5分の1程度と低いものです。
1号機原子炉建屋のカバーが外され、壊れた原発がむきだしの状態ですが、飛散防止剤といった対策のため、距離をある程度とれば日常の放射線量と変わりません。
これまでも海ラボさんの取組では、福島の海の環境海回復が進んでいることが伝えられています。
さて、ここまで書いて読まれた方の中には、信用できない福島第一原発から汚染水がダダ漏れなのだから
という方がいると思います。
ここが胆なのです。
汚染水がどういったもので、どういったものがどこから流れ出ているのか
それによる対策がどうされているのか
これが分からないと環境が良くなったも信頼されませんし、環境が良くなってもと考える人がいます。
そこでAFWは一緒に乗船し、廃炉の状況を伝えています。
廃炉や放射線に詳しいものと
放射性物質の汚染によって影響を受けられている方々との
協同の広報的取り組みがあって成立するものです。
現在福島第一原発で海に捨てている水は、浄化した地下水(WHOの飲料水基準の約1/10程度まで浄化)と雨水です。
1から4号機周りの雨水は1000ベクレル/リットルです。
最大に汚れた水が上記となります。
皆さんが思う「汚染水」は今、原子炉建屋、タービン建屋に封じこめられています。

「美味しそう!食べてみたい!」
「釣りって楽しいですね!」
こんな声に
笑顔で「そ~でしょう(^^♪ 福島の海は楽しくて そこの魚は食べたくなっちゃうくらいすごいんだ。」
という当たり前の会話がほんの少し残る暗い後ろめたさ
これを当事者のこの地域だけでなく、消費者として他県の人が感じています。
払拭は生半かなことではありません。
でも大切な思いとふるさとのために
向き合うことは辛くとも、福島第一原発と対峙していくための知恵、知識をしっかりと作っていかないといけないと思い活動しています。

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