福島第一原発沖調査に行ってきました。

2016年10月2日

地域再興支援


海洋土と魚(主にヒラメ)を採取するためです
AFWは一般のお客様に1Fの特に海側対策について説明します
海ラボさんと共同で海と1Fを知ってもらう取り組みをしています

写真は1Fを海から撮ったもの
最近始まった1号機側面パネルの取り外しの様子が伺えます
大気への放射性物質の飛散防止がどの程度効いているのかも、実際にこの距離にいられることから、安全に作業は進められていると判断できます
5,6号機の北側(双葉町)には、事故処理や廃炉作業で発生した放射性廃棄物の保管場所が作られています
整然とした現場ということは、発生したごみは別な場所に整理される分けですが、1時間当たり30mSvを超える、高線量瓦礫は構内中ほどにある、廃棄物貯蔵庫に運ばれ、それ以外は双葉町側の瓦礫置き場へ集約されていきます。
1~4号機ばかりに目がいきますが、廃棄物処理が廃炉の神髄ですから、これからは双葉町側をしっかりと見ていかないといけません。
野積みの廃棄物に対して注意を払わない状況はあまり良いものと言えません。
ちなみに野積みは火災を引き起こすため、消防の指導が入り、現在急ピッチでコンテナ積みに変えている途中です。
参加者にも聞かれましたが、今どういった汚染水があるのか、そしてどれが海に漏れているのか
人が手におえない汚染水を建屋内滞留水と呼びます
それは海への流出経路が塞がれ、浄化処理できるようになっています。
汚染水タンクと呼ばれるものは、正しくは浄化済み水タンクです。
段階処理をしています、最終的には自然界にも存在するトリチウムという放射性物質を含む「トリチウム水」として保管されています。
海に捨てている水があります。これは1から4号機の建屋に入る(建屋内滞留水「高濃度汚染水」)に混じる前の、地下水です。
WHO飲料水ガイドの1/10の濃度であることを確認して捨てています。
汚れた水として海に出しているのは、雨水になります。
構内に降った雨水は排水路を通じて排出されています。

特に1から4号機周りを通るk排水路の水は1リットル当たり1000ベクレル程度には汚染されています。
5年半前を基準とすれば、著しく進歩は見えますが、事故前のように完全に放射性物質を含む水を管理出来ているかと言えばそれはNoです。
今の状態は、海の希釈により環境影響がでない程度に封じこめが進んでいるというところ。
因みに結果としては、福島第一原発直近の海水は、WHO飲料水ガイドよりも低く落ち着いています。
この結果は、海が回復できる状態になっていると言えます。
環境影響を与えるほどの漏れ量ではないが、放射性物質がある状況は「放射性物質と共生する知恵と知識」が必要になってきます。
知り、備える、ということはとても重要かと。

来年には福島第一原発を目視できる距離まで、生活圏が広がります。
代表的な町は浪江町です。
廃棄物の処理・管理状況
汚染水がらみの処理・管理状況
これらがふつうに暮らす方々が知れる環境にあるのか
適切に理解されるようアナウンスされているのか
今は遠くから、分からず眺める場所ではありますが
どのようなリスクを抱え進んでいくのか
知れる場所へと変わって欲しいと思います。
この日は立派な「ヒラメ」を釣りました。
このヒラメがどの程度放射性物質を有しているか、海洋土の状況は10月16日(日)アクアマリンふくしまで行われる「調べラボ」で公表されます。

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