アメリカ公共放送PBSの方とお会いしました

2015年3月28日

お知らせ

アメリカ公共放送PBSの方とお会いしてきました。
実際に会って話をして本当に素晴らしい放送局だと思いました。
原発作業員の方を紹介してほしいと言われた時、こそこそ取材するのは歪めた情報の発信に繋がるので、東京電力に正面突破して取材をすべきだと以前お話したことを実践されていました。
現地の社員の方は大変だったと思いますが、アドバイスのかいがあって事故当時対処された方が顔も名前もだされて、東京電力の公認で取材を受けたそうです。
あるべき姿だと思います。
そして私も出演する予定でしたが気持ちよく辞退することができました。
放送を見られた方にとって私は元社員でしかありません。
立場がしっかりされている方こそ、事故当時を話す資格があります。
原発取材でありがちなのが、ほんの一部の暗部をわざわざほりだして社会不安をあおるものです。
例えばホームレスの方が集められ作業をしている、震災直後はいざ知らず、今の時点でそういった立場から仕事につかれた人をとりあげてセンセーショナルに報じてなにか現場にメリットありますか?きちんとした企業で取り組む大勢の方が同じ目で見られることを考えれば無意味で無価値です。
大切なのは現地でどんな課題があるか、そこに取り組む方々が共通で抱える問題があるかどうか、それに対して東京電力、政府、地域行政は廃炉を進めるための取り組みが行えているかです。
震災直後からフェーズが変ってきたことを受け入れられず、事故直後のイメージで進めるメディアと個人は困ったものです。
こちらもSNSで散見されますね。事故当時の写真を今のことのように使い不安を増幅する、いいねやシェアは増えますが何の意味もありません。
現地で働く方には軽蔑されます。
ちょっとお会いして話すつもりが話に花が咲き、気がつけば4時間近くご一緒してしまいました。
私は胸をはって言えます。アメリカ公共放送PBSさんの放送はきちんとされていますし、福島原発で働いていた身として是非見ていただきたい放送局さんです。
今までお会いしたメディアで圧倒的に上位だと感じました。
他国の放送局に負けないよう日本のメディアも頑張って欲しいと思います。

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