ロイター通信社記者とお会いしました

2014年1月13日

お知らせ

その方はロイターの東京電力担当の方です。

取材という事でしたが、お断りし勉強会になりました。
長くエネルギー問題を扱うお仕事をされてきたそうで、大変エネルギー問題に明るく私としても学ぶことは多かったです。

福島原発の話に及ぶと、その方も実際中々東京電力資料を読み解くことが難しいとおっしゃていました。
当たり前と言えば、当たり前な話です。
世界中探したって、福島原発の知識を学ぶ場所も資料もありません。
それは東京電力社員でありかつ、福島第一職員にならないと学べないからです。

非常にジャーナリストとして歯がゆいお気持ちでいる事は分かります。
メディアと東京電力が対等に話が出来るようになるには、そのギャップを埋める機関が必要と考えます。

技術資料がある事。その読み方を教える人がいる事。
福島原発スクールといったイメージです。

それを欠いたまま進めた結果が今の伝わらぬ実情です。

東京電力が秘匿しているという意見を目にします。
これは情報開示レベルが定まっていない問題が原因です。
各メディアは教えてくれないではなく、連合を組み情報開示の基準を作り要請すべきだと思います。

また、情報を聞く側が話す側のレベルに近くならない事には、聞く側のレベルに落とした説明になるのは仕方のないことです。

一般の個人がそのレベルになれとは言いません。ですがジャーナリズムを掲げる側が、一般の方と知識が変わらないのでは、いつまでたっても真実を引き出す事も出来ないのは当たりまえです。

今必要なのは、民間レベルでも現地を熟知した組織ではないかという議論をしました。
現地を熟知した人間が規制側に廻れば、防げるトラブルは沢山あります。
最たる例は汚染水タンクのトラブルです。

私はこういった意味で東京電力単体に復興を任せる事をよしとしていません。

規制側も早期安定安全廃炉に向けて適切な指摘改善要求をすべきです。

解決の一番の近道は善良でしかも福島原発に明るい東電社員をひっこ抜くことです。
彼らを交えた外部監視組織が出来れば、劇的に福島原発の現状は変わります。

浮き彫りにならない作業員の方々の境遇改善も一気に進むと思っています。

最近の悩みはなぜ現場を知らない人達で福島原発を監視しようとするのかです。
新聞社もTVも行政も規制委員会も。
専門家不在での監視、規制が実はトラブルを招いている事に早く気づいて欲しい限りです。

活動一覧はこちら