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fukushima

福島県は「福島」と一括りに出来ない大きさです。福島県は南北に131.7km、東西に165.5km、東京都、神
奈川県、千葉県、埼玉県を足したよりも広く、日本で3番目に広い県です。

太平洋と阿武隈高地に挟まれた「浜通り地方」、阿武隈高地と奥羽山脈に挟まれた「中通り地方」、奥羽山脈と新潟県の県境に挟まれた「会津地方」にと大きく3つの地域に分けられます。福島県は~~と簡単には語れない大きさがあります。

福島第一原子力発電所があるのは「浜通り地方」に属する「双葉町」、「大熊町」です。両町にまたがる形で1~4号機が大熊町、5,6号機が双葉町に位置します。

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避難区域の変遷

・平成23年3月12日に福島第一原子力発電所を起点に半径20km圏内が退避指示16日に半径20km~30kmついて屋内退避指示。・同年4月11月に「緊急時避難準備区域」と「計画的避難区域」が新たに設定。「現在」の避難区域へと繋がる。
(同心円避難区域+汚染実態にそった避難区域「浪江町、葛尾村、飯館村、南相馬市(一部)、川俣町(一部)」が避難区域に設定)
・同年4月21日福島第一原子力発電所から20km圏内は「警戒区域」が設定。
・同年9月30日「緊急時避難準備区域」を含む全5市町村(広野町、楢葉町、川内村、田村市、南相馬市)が解除。
・平成24年3月30日「警戒区域及び避難指示区域等の見直しについて」が原子力災害対策本部より指示。これにより各市町村の避難区域の再編(「帰還困難区域」「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」)が進められ警戒区域は解除へ。

原発事故の避難区域は、幾度の変遷を経て現在の避難地域に編成されました。避難区域は当初距離で定められました。その後モニタリングにより、福島第一原発から飯館村を代表とする北西の地域が追加され、後にスポットで高線量地域が追加され、除染の進捗により現在に至っています。つまり避難区域に隣接した地域は旧避難地域と言えます。

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左は2016年7月現在の避難区域の概略図です。原子力事故当時に比べると大幅に避難区域は縮小し、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉と隣り合う暮らしは現実のものとなっています。
私達は原子力事故を次世代に語り継ぎながら、そして原子力事故を乗り越えて“ふるさと”を守り繋いでいく過程にいます。
廃炉は40年以上かかると言われています。この廃炉は原子力事故をスタートとしています。この廃炉と隣り合う暮らしは廃炉現場が抱えるリスクと共存していく暮らしとも言えます。
AFWは廃炉と隣り合う暮らしの中で、廃炉を知れる環境・向き合える環境を作ることで、原子力事故被災地が事故を乗り越え、次世代に責任をもって託せる“ふるさと”を創造できるようになる支援を行っています。

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